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アナフィラキシーショックの原因と症状、治療について

アナフィラキシーショックとは、主にⅠ型アレルギーによって生じる血圧低下などの循環不全のことです。
原因としては、β-ラクタム系抗生物質や局所麻酔薬、食物(そば、エビなど)、昆虫毒(ハチ毒など)、ラテックス(天然ゴム)などが挙げられます。
これらの原因物質が体内に侵入した後、30秒から30分以内に発症します。
なお、経口摂取の場合は発症までに数時間かかることもあります。
遊離されたケミカルメディエーター(ヒスタミンやロイコトリエンなど)により、血管拡張(血圧低下)や気管支収縮(呼吸困難)、血管透過性亢進(炎症、浮腫)などの症状が現れます。
治療としては、まずは一次救命として気道確保や血管確保、呼吸確保が行われます。
薬物治療としては、血圧を上げるためにアドレナリン、炎症を抑えるために副腎皮質ステロイド性薬、気管支を拡張させるためにアミノフィリン、電解質や水分を補給するために乳酸リンゲル液などが用いられます。

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