前へ
次へ

てんかんの原因と症状、治療について

てんかんとは、種々の病因に起因する慢性の脳疾患のことであり、主徴として大脳皮質の過剰な興奮に由来する反復性の発作(てんかん発作)が見られます。
突発性てんかんは原因不明とされていますが、症候性てんかんは脳梗塞や脳腫瘍、脳梗塞などの脳の障害が原因となって起こります。
てんかん発作は、脳の過剰興奮の焦点が大脳全体に及ぶか、一部に限られるかにより、全般発作と部分発作に分類されます。
全般発作はさらに強直間代発作、欠神発作、ミオクロニー発作の3種類に分けられ、部分発作は複雑部分発作と単純部分発作に分けられます。
全般発作の重積状態(発作が何度も繰り返して起こる状態)になると、心機能低下や高熱など命の危険を伴うことがあります。
てんかんの診断は脳波によって行われ、強直間代発作では棘波、欠神発作では棘波と徐波が現れます。
てんかんの治療では抗てんかん薬が処方され、てんかん発作を予防、軽減します。
全般発作ではバルプロ酸が、部分発作ではカルバマゼピンが第一選択薬です。
なお、抗てんかん薬は脳神経細胞の異常な興奮を抑制することを目的としているため、副作用のふらつきや眠気には注意が必要です。

Page Top